完全自己満足でお送りする不定期企画『レビュー0件映画を鑑賞してみた』
　これはFilmarks内で未だレビュー投稿のない作品をあえて鑑賞し、レビューを書いてみようじゃないかという、無謀かつ誰得な企画です。

　とりあえずのルールとして、Markされていても、レビュー欄が空欄だったり、あったとしても「記録」や「過去鑑賞」のような、レビューとは言い難い内容の書き込みもレビュー無しとみなします。

　さて、今回鑑賞した作品は……
　『SFスタークラッシュ／銀河パラダイスへの冒険』　LDで鑑賞。
　1979年　アメリカ、イタリア　SF　　　先客2名様

　銀河の平和を脅かす、夜の帝王オラクロン（服装が超ダサい）の脅威に惑星エクセロンの王は頭を悩ませていた。
　オラクロン軍に対抗するにはイプシロン計画を実行するしかないのだが、劣勢のエクセロン軍だけでは実行に移せない。そこで王はアンタレス同盟に救援を求めることにする。
　王はその特使として自分の娘である王女（なぜかレオタード姿）と、部下の男リシンの二人を向かわせることに。
　こうして王女とリシンはアンタレス同盟へ向かって宇宙に飛び出したのだが、たどり着いた先はまだ文明の栄えていない地球だった。

　本作は同タイトルの『スタークラッシュ』とストーリー上の繋がりはない。ただ、悪の親玉が乗っている宇宙船が人の手の形をしているなどの共通点もある。
　舞台は大半が地球。本作での地球人は原始人のような生活をしており、空からやってきた王女とリシンを怪物と決めつけ「殺せ殺せ」の大合唱。しかし、崖から落ちそうになった子供をリシンが助けたことで誤解が解け、友好的な関係を築くことができる。
　ある時、王女とリシンは、地球人の男女がいちゃついてキスをしている場面を目撃する。「あれは何をしているのだろう?」と不思議がる二人。じつはエクセロン人には愛だの恋だの性欲だのという概念がないのだった。
　とりあえず見様見真似でキスしてみる王女とリシン。この時点ではこの行為が何を意味するのか分からない二人だった。
　さて、ここからが超大問題の展開。ズバリ言いましょう、ポルノ映画の如き展開になります。
　泉で水浴びをした後、裸で草むらに寝そべっていた王女のそばに、地球人の男が近寄ってきます。男は手に持っていた草花で王女の身体をくすぐり始めます。嫌がるどころかまんざらでもない表情の王女。快感だったご様子。そしてこの快楽をリシンにも味わってほしいと、彼を地球人の女といちゃつかせます。
　こうして変なスイッチが入ってしまった二人は銀河の危機も忘れて、常にエロいことしか考えていないどうしようもない存在になってしまいます。
　そんな折、なんと地球にオラクロン軍襲来。謎展開でその危機を脱しはしたものの、「お前らがいると地球が危ない」と、急に手のひらを返してきた地球人に追い出されるような恰好で二人は宇宙へと戻っていきます。
　とりあえず、故郷のある元の銀河に戻る二人。到着するまではかなり時間がかかりますが、新たな快楽を覚えた二人は退屈しません。故郷につくまで歌を聴きながら裸で抱き合います。その様子を盗み見ていた（⁉）夜の帝王オラクロンも呆れ顔です。

　さて、ここから先は愛の力か何だかは知らないけど、とんでもない覚醒をしたリシンとオラクロンの戦い。ようやくバトルかと思いきや、あっさり決着つきます。
　で、ここで王女とリシンも知らなかったエクセロン人の秘密が明らかに。それを知った二人はある場所に向かうことを決意します。その場所とは言うまでもなく……。

　しまった。単にダラダラあらすじ書いただけになっちゃった。

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記録: MC鑑賞 4.08