悪くはないのです。ドゥカプニー&オリヴィア・サールビーの芝居は悪くないし、母親(?)が娘にビデオで別れを告げるシーンは感動的です。でも、このまま終わったら嫌だなーと思ったら、ほんとにそのまま終わってしまってがっかり。一番大事なオチを省いてるじゃん、と。
タイトルの「秘密」とは、彼女が夫に隠していたある「秘密」を指しているはずで、娘と母が入れ替わっていることを指しているわけではないのです。そこんとこ、わかっちゃいないよなーという感じです。
原作及び広末主演の映画版に思い入れがあるので、これを「別物」と割り切ることは難しいです。
日テレ「映画天国」にて。