以前、別の同タイトル作品にレビューしていたので再度書くことにした。

アメリカ本土から追放されたメイミーがハワイに渡り、ブラックなクラブで働くが、真珠湾攻撃で人々が避難した隙に土地を買い占め、けれどまたホステスに戻り、と、文字通り、流転する話。こう言う浮き沈みの激しいストーリーは面白いし、運命を切り拓いていくメイミーの逞しさは魅力的だった😃

ハワイの景色も楽しく、和装の日系人ホステスや、ハワイアンショーの場面も良かった❤️

恋愛部分はいまいちで、その弱さが全体の弱さにつながっていたかも💦

真珠湾攻撃が映画の背景に描かれるのは珍しいのでは？　軍人が主人公の戦争映画ではなく、地上の市民目線で見た真珠湾攻撃が印象的だった。市民にはとんでもない恐怖だったはずだ。空襲現場には日系人も大勢いた。そんな史実にはっとさせられた😳

• #ジェーンラッセル

港に1人立つジェーン・ラッセルに重なるデカいタイトル！マジで映画がこれから始まる！と感じたショットだった。
色合いといい同時期のカラフルな日活映画を観ているみたいで楽しい。アメリカ映画では珍しく(?)、ハワイが出てくるのだが坂道も多くて日本みたいだった。ハワイのキャバレーみたいなところでアジア系の女性ばかりが給仕をやっているのが興味深い。

• #2021_kankan_boy

確かにタイトルバックはかっこいいが、こちらをにらみつけるジェーン・ラッセルを映すのは一度で良いはず。
しかし何よりリチャード・イーガンが全く良くない。