松岡茉優さんの映画レビュー・感想・評価

松岡茉優

松岡茉優

卒論に追われるクソミーハー。ベストムービーは今年の旧作ベスト。

映画(1105)
ドラマ(6)

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.2

史実改変やらドラマが薄いやらなんやかんや言われてるが普通に良かった。まあ中学時代クイーンばっか聴いてたからその思い出補正があるのは間違いないが。冒頭とか普通に泣きまくったし。
史実改変自体には別になん
>>続きを読む

マンハッタン物語(1963年製作の映画)

3.6

普通。というかなぜ有名なのかわからないくらいの凡作。と思ったらラストショットが素晴らしい。おそらく『サンライズ』へのオマージュか。出会ってすぐ妊娠を告げる冒頭には期待感が高まるもそれ以降はどうってこと>>続きを読む

紅の翼(1958年製作の映画)

2.1

バカつまらん。中平康も気に入ってる作品とのことらしいが、このつまらなさは異常。なぜ飛行機の操縦描写をこんな細かくやったんだ…。だが主観ショットと子供を轢き殺した後の風船など冒頭だけ無駄に凝ってる。

やくざ絶唱(1970年製作の映画)

3.9

勝新の過剰な暴力が最高。女も子分も警察もボコボコにするのが素晴らしい。太地喜和子があまりにもシスコンな勝新に腹を立てると勝新が張り倒した後に引きずり回し、さらには犯そうとするというまるで動物のような振>>続きを読む

妻二人(1967年製作の映画)

3.5

左折標示のショット、前進標示のショット、前進左折標示のショットと後から振り返ってみるとなるほどねえというショットの連続で幕を開ける。増村が描く岡田茉莉子が気になってずっと楽しみにしていたがまあ普通。後>>続きを読む

積木の箱(1968年製作の映画)

4.8

最高。親父と姉貴の情事を見てしまう思春期の長男ってだけで傑作確定。でかい犬を姉貴が抱いたショットの次にフラッシュバックで父と姉の情事のショットになるなど極端で好き放題やってるのがまた良いね。長男が若尾>>続きを読む

悲愁物語(1977年製作の映画)

5.0

今年2度目の鑑賞。計3回観たが観れば観るほど好きになるし、ヤバさが増していく気がする。突如挿入される桜を背景にした子供たちの会話、いつもの清順同様季節感をぶっ壊しまくってて最高。そもそも本当に春なのか>>続きを読む

月給泥棒(1962年製作の映画)

3.8

宝田明、デキるリーマンがめちゃくちゃ似合う。2人の頭突きから乾杯のショットに繋ぐいつもの岡本喜八を感じつつも、後半少し失速する。ジェリー伊藤が出てきたときに「モスラの悪役だ!」よりも「江分利満氏で二階>>続きを読む

走り来る人々(1958年製作の映画)

4.0

正直タルさを感じたが、ラスト10分は戦慄した。リンクレイターが人生ベストに挙げてる作品らしい。ミュージカル以外のミネリもっと掘り下げていきたいが、ミュージカル映画作家としてのミネリの方が今んとこ好きだ>>続きを読む

セックス・チェック 第二の性(1968年製作の映画)

4.5

女性を描くことに定評のある増村が二形という題材を取り扱ったことがそもそも興味深いが、本編はそんなことがどうでも良くなるくらいぶっ飛んでる。狂気じみたトレーナーの緒形拳が素晴らしい。親友の妻を犯した帰り>>続きを読む

散弾銃(ショットガン)の男(1961年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ好き。どう考えても繋がっていないショットが面白すぎる。ナイフが味噌汁に刺さったり、二谷と小高が酒場で殴り合っている時に周りの連中がビールかけまくるとか意味変わらなすぎて大好き。芦川いづみは>>続きを読む

ワン・フロム・ザ・ハート(1982年製作の映画)

5.0

人生ベストofベスト。現実を生きる俺達からしたら、あの結末も光り輝くきらびやかな世界も全て虚構だと割り切ることも出来るけれど、その、あまりにも美しいセットやダンス、プロットに見惚れてしまうし、虚構だけ>>続きを読む

逃げる天使(1994年製作の映画)

5.0

素晴らし過ぎる。野郎2人が女性の囚人を護送するだけの話なのに、なんでこんなにも面白くなるのか。コスプレしたハンバーガーショップの店員にいちゃもんつけられるわ、躓いたせいでガソリンスタンドのホースが暴走>>続きを読む

今日のいのち(1957年製作の映画)

3.5

奥の北原三枝を見つめる津川雅彦の背中をカメラの前に置き、北原三枝が動くと、津川雅彦は動かずカメラだけが彼女の動きを追うように右にパンする。ここがたまらなくエロいカメラワークだった。田坂具隆すごい。ここ>>続きを読む

愛の果てへの旅(2004年製作の映画)

1.1

アホつまらん。キメッキメの構図はヴィルヌーヴを想起させる。マジで観に行かなきゃよかったと後悔してる。

姿三四郎(1943年製作の映画)

5.0

半端ない傑作。「黒澤明舐めてました、スンマセン」と正直にそう思った。武道の師弟モノというだけでも熱くなるが、お互いに牽制し合う「間」がとにかく神がかってる。お互いが距離を置いて睨み合う、剣道で言うとこ>>続きを読む

波の塔(1960年製作の映画)

3.6

遺跡の中で出会う男女、意味わからんボーイミーツガールで笑った。笑いを取りにいったのだろうがめちゃスベってる。有馬稲子がキスした後にハンカチで相手の唇を拭うのが最高にエロい。森と着物が似合う女だった。>>続きを読む

ナポリの饗宴(1954年製作の映画)

5.0

人生ベスト。美しすぎる生の躍動!!!イタリア人は本当に凄い。10年前にはボロボロだったイタリアの姿が垣間見えないくらい豪華絢爛で自信に満ちている。感情を歌に込めて出し切る登場人物たちとチネチッタのセッ>>続きを読む

イタリア式離婚狂想曲(1961年製作の映画)

4.2

面白い。結婚後14年も経って子供がいないというだけで夫婦仲がそこまで良くないのを察することができるし、日頃から妻を殺すシチュエーションを考えてるのがまた良い。しかも砂に埋もれて死んだり宇宙に打ち上げた>>続きを読む

大いなる夜(1951年製作の映画)

3.0

息子の目の前で親父がボコボコになるのが良い。その他はまあ普通だった。

濡れた二人(1968年製作の映画)

4.1

北大路欣也が渚まゆみに魚を投げた後に、その魚(クロダイ)が画面一杯に映されて笑った。若尾文子よりもいつもより黒い北大路欣也よりも渚まゆみ。品のない声と笑い方が最高だし「来る来ない」と言いながら花占いみ>>続きを読む

ブレインデッド(1992年製作の映画)

5.0

ピージャクは顔を撮れば「人間」を撮れると絶対思ってるし、こんなに役者の顔ばっかり見てしまう映画中々ないと思う。次作『乙女の祈り』のイモい女子2人も最高だったが今回のキャスティングも完璧。みんな叫んでな>>続きを読む

過去を逃れて(1947年製作の映画)

4.4

めちゃくちゃ面白い。途中から話の筋が分からなくなってくるのにずーっと面白いのがヤバい。ロバート・ミッチャム冴えない印象しかなかったけど惚れた。また観てえ。

クライム・オブ・パッション(1984年製作の映画)

4.2

Get Happyを弾きながら狂ってるアンソニーパーキンスが観れるだけでも傑作。序盤の方で流れるCM?がめちゃくちゃイかれてる。

獅子座(1959年製作の映画)

4.1

ベンチに置いてあるチョコ?を食おうとしてこっそり近づく一文無しのおっさんと、それに気がついて吠える犬。バカおもろい。
イロモノみたいな目で見られる一文無しのおっさんの悲壮感が異常で、船がスーッと後ろを
>>続きを読む

不審者(1951年製作の映画)

4.4

「覗き」から始まる傑作!外からのクラクションで起こされるイヴリン・キースにあたる照明の不気味さがやばそうなことが起きるのを予感させる。救急車のライトの点滅も不満を煽る感じでたまらん。愛し合う男女がくっ>>続きを読む

昼下がりの情事 裏窓(1972年製作の映画)

4.2

こういう自業自得で堕ちていく話大好きだし、覗き映画の傑作だとも思う。憧れのマンションに住むことができた上に同級生と再会してつい浮かれてしまう白川和子、欲望に忠実に行動するから素晴らしい。殿山泰司(覗き>>続きを読む

祇園の姉妹(1936年製作の映画)

3.9

セリフが聞き取りづらくて何言ってるのかさっぱりな部分もあるが撮影がとにかく凄いので楽しめる。山田五十鈴が若すぎてビビったし、ラストの展開にもビビる。山田五十鈴が立ち上がった後のショット、どうやったら思>>続きを読む

木村家の人びと(1988年製作の映画)

4.4

銭集め、まあ要するに金稼ぎに執着している家族の話。時代的にもバブルの影響もあってこういう原作を取り上げたのかな?
流れ作業で弁当を作ったり、子供が大勢でトラックを襲ったりと全編アイディアに富んでいて観
>>続きを読む

OH!タカラヅカ(1982年製作の映画)

4.3

めちゃ面白い。タイトルが出ると同時に「スミレのは〜な〜」とか流れ出して死ぬほど笑った。しかもロック調のアレンジがめちゃくちゃ良い。
主人公がホモのヤンキーに掘られたり女子生徒と入浴して風呂の中で射精し
>>続きを読む

Beautiful Sunday ビューティフルサンデー(1998年製作の映画)

-

ファーストカットがいかにも中島哲也らしく期待するもつまらん。途中で断念。またいつか観る。

クリスティーン(1983年製作の映画)

4.3

車に女性の霊が取り憑いたというアイディアを存分に活かしきれてるからバカおもろい。殺し方が全員違うところとか中々ぶっ壊れないところが良いね。

クレイジー・リッチ!(2018年製作の映画)

4.5

ポスターも内容もキラ女かパリピが観るような映画だが普通に泣いたし傑作だと思う。虚無感を感じさせる隙を与えないくらい煌びやかで豪勢な金持ちの世界がとにかく最高。パーティーでロケランぶっ放すとか本当に何も>>続きを読む

ザ・プレデター(2018年製作の映画)

3.9

田舎町での戦闘にはテンション上がるものの他の場面は暗すぎて眠くなるだけ。ただいい意味で「安っぽい」映画になっているのでまあこれはこれで良いのか?編集がキモすぎて所々発狂しそうにはなってたけど笑。

>|