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素直な悪女のakubiのレビュー・感想・評価

素直な悪女(1956年製作の映画)
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なにかのしるしのように、ときたま蝿があらわれる。
ぽつりと付いた黒いしみ。

激しくぎゅうっと抱きしめてつなぎ止めてほしいのに、あなたは優しすぎるから。
だからきちんと叱って。

どうしようもないビッチは、足の裏を傷つけながら、胸の奥に孤独と寂しさをかかえてる。
誰かがそれを、打ち砕いてくれるまで。
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