「術中覚醒」という実際に起こりうる、手術中に意識だけ目覚め、体は動かすことができず、けど感覚はある、
という恐ろしい状態。
それがこの作品のメインテーマで、どっちかというと、
ホラーやスリラー的なイメージだったのですが、
そこからどんどん物語の焦点はズレていき、
次第にサスペンスタッチに・・・
それは、それで意外性があって良かったのですが、
あれ!? もっと痛々しいの、いっぱい出てくると思ってたのに!
・・・意外と肩すかしでした。
まぁ、個人的にはホラーやスリラーより、サスペンスの方が好きなので、
拾いもんだったわけで、ラッキーというとこでしょうか・・・
主役のヘイデン・クリステンセンxジェシカ・アルバのカップルが
兎に角美しい!!
特に、ジェシカ・アルバは、出演作を初めて観ましたが
ほんと魅力的です♪
特にヘイデン演じるクレイトンが、ジェシカ演じるサムを
回想するシーンの、ジェシカスペシャル特集は、
瞬きするのも惜しいほど!!
それにしても、後半の展開は、お見事です!!
「アウェイク」というタイトルは、「術中覚醒」のことを
意味すると思ってたけど、じつは、ラストとの
ダブルミーニングだったのかなぁ、な~んて粋ですな。
この監督さん、まったく知らない人でしたが、
次回作が楽しみですね。
それにいても、クレイトンが手放すハズだったものと引き換えに、
失ったものを考えると、なんとも皮肉ですが、
なぜか、すっきりとしたラストシーンに、観てよかったと思える作品でした♪
サスペンスがお好きな方に、おススメです!