あのお方しゅごい、ジーザス…
二本立てのVHSをレンタルして観たことあるなくらいの記憶の中で再度観たが、ガレー船のシーンとギリシア式馬車のぐう畜感くらいしか覚えてなかった
復讐劇と、あのお方のお話という、どちらか1つだけでも十分映画になるのにそれをどっちも盛り込むという暴挙
馬のシーンは非常にヨーガって感じで良かった
というかあれはどこまでがセットなのかな、CGもない時代だからある程度は作らないとダメなんだろうけど、全部は作るわけないよね、芥川龍之介の『地獄変』にあったような狂気につながる感じがした
というか、「白馬に乗った王子様」ってのが成立していると思うのだが、一般的に言われるところのそれと一致している認識でおｋ？
人生を滅茶苦茶にしたのがローマで、でもそこから立ち直らせてくれたものローマ、っていう中で自分はローマに与し続けるのか、離脱するか
みたいなテーマって面白くないながらも大樹の陰に寄っているか、リスクをとるかみたいな話にも敷衍できるような気がするんだけど、なんでそのテーマって2000年経った今でも解決してないんだよクソ
久々にこういう「なんでも英語が通じる前提」映画観たせいか、英語がすごい違和感だったし、"Jesus Christ!"って台詞が出てこないよなと若干ハラハラした
