jazzの部屋

処刑男爵のjazzの部屋のレビュー・感想・評価

処刑男爵(1972年製作の映画)
3.5
残忍な男爵をルーツに持つピーターはある城へ向かう。
本作の本筋はゴシックホラーだが描写の多くはジャッロ色の強い作風でマリオバーヴァの今までが随所に見られる作品。
物語自体はシンプルで良くも悪くも観やすかった印象だ。
第10回マリオバーヴァ監督作品。
路地裏を逃げるシーンや城の中での照明の使い方、引きからのアップそして引きの演出は独特でサスペンススリラーとしての煽りは好き。
U-NEXT限定にしての鑑賞は残すところ3作品。
イタリアンホラーへの見識が多少は広がったかな。
jazzの部屋

jazzの部屋