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マラソン
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『マラソン』に投稿された感想・評価

FA(旧FC)は料金が500円(まだシニア300円までは間がある)と安いので、フラッと時たまゆく。今、オリンピック公式認定映画集をやってるが、端から興味はなかった。しかし、綺麗にデジタル修復された版によるというし、行かなかったがそれを推し進めた方の講演もじつに興味深いものだったという。それで、時たままた観てるのだが、オリンピック憲章に乗っ取ってるのか、勝敗・因縁にこだわらず、競技の形と空気自体・身贔屓ない公平な反応にはまった、私がいくつか観たものは、例外なく癖がなく公明正大で、開催地の自然・開会式までは面白いが、その後の肝心のスポーツ競技はさらりとし過ぎてて、睡魔に襲われていた。本当の意味での記録者・創造者としての知性にも欠ける。ひとつ前に観た『ホワイトロック』など、解説者=仮競技体験者にJ・コバーンを招き入れ、パナビジョン・カメラのワイド画面は迫力・臨場感・操作感たっぷりなのに、勝者と敗者の対比など、盛り上げる基本的なモンタージュのスポーツ適用効果を間違っている所がある、素人の私でも歴然なくらいに。
しかし、本作や林権沢の、劇映画の名匠の撮った作品は、普通で言うとアマチュアスポーツ記録映画(その枠が緩くなってきたこともあるが)のルールをはみ出た個人的高度のアプローチがあり(人身事故による路線ストップで見れなかった、昔観たことはあるが、『白い恋人たち』はどうだったのだろう)、それが効を奏してかもう一瞬も飽きないし引き込まれる。本作のフェリーニの『カサノヴァ』『サテリコン』の合わさったような開会式の様式・異形・スケールは特別ボーナスとしても(このヘラクレスの祭礼自体サウラの演出なのかな、一篇の見事な映画の迫力あり)、そこでも望遠よりや思わねアングルの適宜・対象に独自愛着のカメラワーク・撮影仕掛け自体・サイズや対象の変化てバランス、と撮り方・編集の粘り・巧み・委ねて安心感が尋常ではない。以降、競技に入っても、大胆な構成・音楽量・勝敗結果とその後のあり方の明示、と本シリーズのセオリーを遥かに越えてしまってる。それは林作品にも共通する。
マラソン競技の中継を数パートに分けて縦糸とし、クラシックを中心として圧倒的音楽力を観客の歓声中心部分を上回る分量でかぶせ、競技の経過・結果・狂喜と落胆を、オーケストラ指揮者の様に奏でてく、様々大小のうねり。カット組立てのタイミング・バランス・うねり、カメラワークの親密感、選手の所謂スポークスマンシップを越えた生々しい表情・行動、らがじつに芳醇な世界を作ってゆく。マラソン以外でも陸上、それもトラック競技にウエイトが有り過ぎるのも却っていい。多くの作品を取り上げると総花的になって、焦点がボヤけてゆく。林の『ハンド・イン・ハンド』は、このサウラ作品に比べると洗練度は低くチマチマと泥臭くもあるが、実力は変わらず、個人・国家間の因縁や分断の回復、細かい競技の顛末への拘りが、より力となってる所はある(ハンのレベルまで)。
サウラは’80年代序盤に旧作『狩り』から当時の新作『血の婚礼』あたりまで集中的に数本観た後は、実力者と認めた割にはご無沙汰(フラメンコのアントニオ・ガデス御抱えとなったようにみえたせいもある)で、林権沢も同じ’80年代初めにTVで『族譜』を観て’90年代初め『風の丘を越えて』あたりまでチョボチョボ観ていたがその後はやはり見限ったかんじだったが、改めては両者について今更ながらその端倪すべからざるを再確認した。
1992年バルセロナ夏季オリンピックの記録映画
谷口の「コケちゃいました」がなかった
よかったのは開会式と体操女子の練習風景のラヴェル「ラヴァルス」
mako
4.0
オープニングクレジットだけで元はとれます。♪バルセローナ!!