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マンクスマンの3skのレビュー・感想・評価

マンクスマン(1929年製作の映画)
4.5
ズームもこれだけ分かり易いといいのにな。言葉が信じられない現在、今作は動きだけが信じられ、言葉は裏付けにすぎないことがグッときた。なのにこってりしていないところがすごいなぁ。それは不明確な部分があるからだろうし、現実もそうよね、不明確な部分しかない。
にしてもサイレントの音の表現ってよく言われるが、今日感動したのが、ケイトがピートと2人きりになるシーンで扉バンっとしまったカットの後ケイトが眉をビクッとさせるカット。ものすごくドキッとしたし、バンって音だけじゃ生み出せない緊張感がありましたな。
サイレントで作られた映画に音楽つけるって大変かもしれない…ギャップがすごかった…
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