マンクスマンの作品情報・感想・評価

「マンクスマン」に投稿された感想・評価

Natsu

Natsuの感想・評価

4.0
ヒッチコック最後のサイレント映画。

幼馴染フィリップ、ピート、ケイトが
三角関係になり堕ちていくメロドラマ。

ラストの10分の展開が良く出来てる。
視線のやりとりのショットが上手い。
未見作品だったので、ビデオを購入して観た。 

どうやら「マンクスマン」とは「マン島に住む男」という意味のようである。 
そのマン島に住む漁師と弁護士が親友として出てくる。漁師には恋人がいるが彼女の父親が厳しくて認めてもらえない。そこで、彼女を親友に頼んで、漁師は遠洋漁業に出ていく。 
と、なんだかヒッチコックらしくない感じの普通のドラマだった。 

初期の作品を後から観たので違和感あったが、ヒッチコック作品を製作順に見ていけば、ヒッチコックの手腕の変遷というのがわかるかもしれない。
堊

堊の感想・評価

3.4
これはかなりサイレント期のヒッチコックの中でもいい方。
扉の前で立ち尽くす反復、夜の海面とインク壺の二重像、前作前々作で見られた特殊技術遊びカットはなりを潜めたものの、サイレント映画としての完成度は増している。
法廷がいつもの全員に注視される場(=ヒッチコック的空間)へ。
今作は特にカットも短いので夢に出る。
堂ノ本

堂ノ本の感想・評価

3.5
十分なショット数も撮れている。三角関係を顔だけで演出するのも、帰って来るだけでサスペンスを生み出すのも、この頃からあるんだとしみじみ。
ちさえ

ちさえの感想・評価

3.4
これは面白い!
というか、ヒッチコックが今まで引きで撮りがちだった人間をちゃんと寄って撮ろうとしてるのがわかる。人間の駆け引きとか感情のもつれを描くにはそうなったんだろうなあ。字幕多いのがちょっとたまにきず
cinefils

cinefilsの感想・評価

3.5

このレビューはネタバレを含みます

ヒッチコックのサイレント時代のメロドラマ。ところどころでハッとする演出はあるが、あんな街(村?)でなぜ関係が噂にならないのか、あと、冒頭で署名運動をしていた蒸気船進入反対運動があとで関わってくるのかと思っていたら何もなかったのが少し気にかかる。
TsutomuZ

TsutomuZの感想・評価

3.5
三角関係のサスペンスをサイレントでここまで表現するのは、素晴らしい。
判事フィルは親友ピートが出稼ぎにゆく間、彼の恋人と深い仲になってしまい、、。
改めて表情を誇張して演技するサイレント劇役者は見ていて面白い。映画としては面白いけれど、ヒッチコックらしさはほとんどない。
ヒッチコック最後のサイレント映画。
YOSUKE

YOSUKEの感想・評価

3.1
故アルフレッド・ヒッチコック監督のイギリス時代の映画。 
公開年を見ていただければ分かるように、非常に古いです。 
白黒&サイレント映画です。 
カメラワークもありませんし、映像の合間に台詞を入れるので台詞数も内容が分かる程度の必要最低限で、ほぼBGMと役者の表情で心境を理解していくしかありません。 
しかし時代が時代、技術が技術とはいえ、決してつまらないものではありません。 
確かに内容も昼ドラレベルぐらいだったりするのですが、1920年代後半の世界・人々・建物などを観ることができるし、当時の役者の台詞なし口パクの演技も現代映画ではなかなか観られない代物。 
特にカメラは移動もズームもできないので、相手が怒りの表情を出すときなんかは、まず全体像をフェードアウトしつつ顔のアップを次に持ってくるという手法を使い、そのシーンを強調しているんですね。 

特に特筆すべきことは、やはり役者さんたちの表情なんですね。 
声を録音することができないのでやや大げさに感情を表しているのですが、これが見事に3人の暗い表情が違うんですねぇ。 
最後のシーンで3人とも打ちひしがれた表情があるんですが、3人とも想っている事が違う。それがよく現れていて、音声なしでも読み取ることができました。
すごいですねぇ。 
素晴らしいですねぇ。 
見方を変えれば白黒&サイレントでも十分に楽しめる。 
そんなことを思わせてくれた作品ですね。 

どろどろで、どうしようもない恋愛映画でしたが、3人の登場人物の気持ちが分かりました。 
1920年代後半でも、ふとした事で恋愛と友情が悪い方向に傾くんですね。 
いつの時代でも、恋愛に変革は訪れない。 
そういうことでしょうか。 
それにしてもヒッチコック。 
この時代にこの三角ぐだぐだ関係はタブーに近いはず。 
そんな表に出せない出来事を映像化して観客に未知の世界を与える。 
当時の人には割かし衝撃的な内容だったんじゃないでしょうか。 

ツタヤのでかい店舗なら、ひょっとしたらレンタルできるかもしれません。 
そこまでオススメはしませんが、近頃の映画は原作を基にした作品ばっかで新鮮味がない!って方は、新しい映画の世界をのぞき観てはいかがでしょう
ミハ

ミハの感想・評価

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メロドラマ活弁は、確かにこれまで見てきた活弁映画よりも地味だった印象でした〜
誰にも感情移入できないむしゃくしゃした昼ドラ的ストーリーです、察しが悪いピーターの必死の目がとても疲れる。。あと、フィリップの顔がタイプです。
普通に無声で見たら全然違う印象だろうなこれは特に。
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