異世界に召喚されたjc達が、ダンスの力で時の歪みを食い止める。
キャラデザは衣装を含めて好みではないけれど、作画は劇場版なだけあって、ダンスシーンがキレイだし、絵本の様な味わいの異世界描写も好きな感じだ。
プロデュースのマズさで爆死したと言われる作品。
設定自体はそこまで悪くないと思うが、脚本が良くない。
人物をきちんと描けていないから、キャラが立っていない。
女の子がこれだけいるのに、1人を除いて背景不足なのは、この作品の対象年齢を考えると致命的な気がする。
展開の何もかもが唐突で、しかもキャラも愛せない状態だと、ラスト近くのダンスシーンにカタルシスを感じない。
エンドロール後の続編予告？では彼女たちが高校で再会した後が描かれている。
正直こちらの方がまだ面白そうではある。
やっぱりこの作品はシリーズ向き。
もしくは高校生編を先に観て、こちらを前日譚として観るならまだ良かったかもしれない。
