黒人差別がまだある1960年代にテキサスの大学にバスケのコーチとして就任したハスキンズ。白人は有名校に行ってしまうため、当時の暗黙のルールを破り、黒人を色々な州からスカウトしてきました。
今は黒人のスポーツといっても過言ではないバスケが昔は白人に牛耳られていたのが驚きでした。映画の中でそれでいいのかなと思うところはありましたが、実話を基にしているため仕方ないでしょう。むしろ、実話であるがゆえに感動できる部分が多々ありました。
私もバスケをするのですが、結構上手に作られていると思います。個々の能力やコーチのコメントもちゃんとしているし、バスケ映画としても面白かったです。
むしろ、本題は人種差別でした。コーチや一部のチームメイトも白人でありながら、黒人と仲良くやっていけていました。現代でもそうですが、たとえ差別があっても、カテゴリーではなく個人として見ることで、差別はなくなってるなーと感じます。今でも多かれ少なかれ色々なところで差別はありますが、している側に分類される一部の人が助けてあげれば、されている側も救われるのかなと感じました。