しろくま

グローリー・ロードのしろくまのレビュー・感想・評価

グローリー・ロード(2006年製作の映画)
4.2
観てる人少ない😵
まぁ確かにキャスティング地味だからかな。
「タイタンズを忘れない」
「コーチカーター」
などが好きな人はきっと好きです。というかスポ根もので自分自身の成長 家族や地域を巻き込んで最後には偏見や差別を忘れさせてくれる。そういうストーリーはきっとみんな好きですよね。
1960年代。NCAA(全米大学バスケの最大のトーナメント)では暗黙のルールで黒人は3人以上はスタメンに入れないとされていた。そしてバスケなどのスポーツだけの話ではなく「黒人は精神的に弱い」「大事な場面でのプレッシャーに弱い」「そもそも実力がない」「白人には到底かなわない」などのどういう根拠があるのかさっぱり分からない通説がまかり通っていた😳今現在のNBAでの数多くの黒人選手の活躍を見ているとそんな考え方があっただなんて信じられない思いでした。弱小チームで予算がない中才能のある黒人選手をスカウトしスタメンに起用する白人の熱血コーチ。勝つためにはそれしか方法がなかったことがきっかけだけど彼が黒人選手に対する偏見を持たずプレーヤーとしての素質を純粋に見抜いていた事がこのストーリーの軸になっている。ジョシュ・ルーカスってちょっと嫌な奴の役が多くてあまりいいイメージなかった(特に最近観たフォードVSフェラーリのイメージが💦)けれどこのコーチは良かったなあ😌

実話が基になっていてご本人たちがその後どうなったのかの紹介もあり最後まで爽やかな気持ちで鑑賞できました✨
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