MIBのバリー・ソネンフィルドとロビン・ウィリアムスがタッグを組んだにも関わらず日本ではDVDスルーとなってしまったファミリーでコメディなロードムービー。
晩年のロビン・ウィリアムスの作品はほとんど劇場未公開になってたけど、これはそうなるのも無理はないよなーと納得の出来。
ギャグはそこまで笑える訳ではなく、リトルミスサンシャインみたいなスマートさもなんちゃって家族みたいな突き抜け感もないので中途半端。
かといって家族で観て楽しめるか?といわれるとそうでもない。
家族の絆を取り戻す過程も「え、そんなんで?」てなるし、主人公一家にまとわりつくゴーニキー一家も良い奴等なのに何故か必死で逃げ回る。
そのあたりの脚本のグダグダゆるゆる加減がラジー賞を受賞してしまった理由なんだろうな。
それでも何だかんだ強引に泣かせる大円団に無理矢理持っていくハリウッドコメディの強引さは嫌いじゃない。
ジェフ・ダニエルズや超若いジョシュ・ハッチャーソンなんかも見られるし、序盤のスタローン物真似が上手すぎなので点数割増しちゃったw