私の大好きな作品の一つ。
1999年のアメリカ映画。スパイク・ジョーンズ初監督作品。
チャーリー・カウフマン脚本デビュー作。
主演はジョン・キューザックと“スッピンで髪を梳かしていない”キャメロン・ディアスw
監督スパイク・ジョーンズはソフィア・コッポラの夫であり、数々のミュージックビデオを手がけた人物。
やっぱり、MVを撮ってきた人の映画っていいですよね!!
私が好きな監督はMV出身の方が多いです。
チャーリー・カウフマンは本作がデビューでありながら、天才的な能力を発揮し、絶賛されています。
なんといっても、いきなりアカデミー賞にノミネートされているんですから・・・スゴイです💦
ヴォーグやローリングストーン誌などから絶賛され、数々の賞にノミネートまたは受賞した本作、1時間52分はあっという間に過ぎます。
テンポよくストーリーが進み、オープニングからラストまで引き込まれます。
私はこの作品をはじめてみたときに、“天才だ!!”と思いました。
人形遣いの主人公と彼の特技、心に傷を負いカウンセリングを受けるチンパンジー、7と1/2階にあるオフィス、言語障害の秘書・・・
オフィスの壁の穴は俳優マルコヴィッチの脳につながっていて、入れば15分間彼を“体験”できるのだ!!
そして、もし本人が入ってしまったら?--->恐怖です💦
なにもかもが変で面白い。そこに、男女のもつれや感情の変化、金儲けなどのよくある話を盛り込んで・・・
これって本当にサスペンス?って感じにドラマを見るよう楽しく鑑賞、
そして、ラストへと続いていく。。。
人形遣いクレイグがどうなったのか、是非観てください!!
新感覚のこの映画、ハッピーエンドでもあり、ある意味、本当に恐怖でもあるラスト。
オススメの一本です!!