なんだか とても懐かしい…
うん 自分の少年時代のニッポンに重なるような場面が多々あったな
オムニバスの魅力の1つって 短めの作品でそれぞれの監督の持ち味みたいのが顕著だから 別の監督作との類似点を見つけるのが とても愉快なコト
格段に良作な『希望』じゃ 生真面目な妹と自由奔放な姉 小っちゃくて子供な同級生と 大きく逞しい大人な男 ってな具合にエドワード・ヤンのお家芸みたいな"象徴的な対比"が これでもかってわかり易く使われていて 後の作品を思い返して 勝手に頷いちゃったな
『名を名乗れ』はちょっとコミカル過ぎたけど 『恐竜君』で瑞々しく始まった恋心が 生活に流されて荒んでゆく愛情へと移ろうような 時計の針を進めた感覚を与えてくれるのも オムニバスのもう1つの魅力かもね
子供の頃の自転車の乗り方や行き先が もしも"自由"なら 大人になった自分は"自由"が何かもわからなくなってしまったのかなぁ
そんな時は "ビートルズ"を聴こう
いや 今日は拓郎の"ビートルズが教えてくれた"にしよう