snowong0922

光陰的故事のsnowong0922のレビュー・感想・評価

光陰的故事(1982年製作の映画)
4.0
エドワードヤン目当てで鑑賞。少女が初潮やら初恋やらを経て一つ大人の階段を登る話。印象に残ったのは、物語後半で、勉強を教えてもらうことを口実に、彼女の家に下宿するかっこいいお兄さんに会いに行こうとするシーン。勉強中に口実を思いついたところから、自然と副音声的に少女の気持ちがナレーションされ、わくわく部屋にいくも、他の女とキスしているのを見てしまって衝撃を受け、ショックで家の外へ飛び出すのだけど、外灯の下でふと手に持っていたノートを見て、何やってんだろう、私、までのシーン一連の鮮やかさ!男の子との身長差で、より女の子の成長が際立つ。劇中男の子は自転車が乗れるようになったり、背が伸びたり、バスケができるようになったりして大人になっていくのに対し、女の子は世の中の一部分に失望して理解しながら成長していく、みたいな違いがあったけど、これは一般論なのかしら。

カエルを飼ってるジミーヤンみたいな男子大学生が、なぞの水泳大会で優勝する話も、なんか変に印象に残っている笑
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