カスクサ

タンタンの冒険/ユニコーン号の秘密のカスクサのネタバレレビュー・内容・結末

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このレビューはネタバレを含みます

3CDCGと言ってもかなり実写寄り。違和感はもちろんあるけど似顔絵で本来の絵を登場させることで「こう言う世界ですよ」と示された気がしてそれ以降は特に変だと思うことはなかった。

アニメーションならではのカメラワークが随所にあり迫力の映像だった。キャラのリアルさ的には実写でやってもいいけど実写では出来ないことをやってる時点でかなり有意義だと思った。

主人公はだいたい上手くすり抜けるだろうからヒヤヒヤな場面もそこまで緊張感は無かった。船長はやたらクレイジーすぎてシラフになって思い出したかと思えば酔わないと思い出さなかったり発言がおかしかったりしてムカついたがよくある愛嬌のあるドジっ子キャラなので嫌われることはなさそう。

過去の因縁を晴らすストーリー展開であり、剣での決闘をクレーンでの決闘に置き換えているのはなかなか良い展開だった。もちろん普通に解決していくんだろうというストーリーで街〜海〜砂漠〜港町など移動距離は多そうだったけど行って帰ってくるだけのストーリーで意外とあっさりしていたと思う。

そもそも屋敷の執事的な人は結局何だったのか?みたいな点はあるけどそこまで考える作品でもない気がする。続くみたいな終わらせ方は結構いいなと思った。

あと「びっくりフジツボ」は訳すの難しそうだけどやっぱりイマイチ。ひとつ気になると全部の訳が気になってしまったり。そしてタンタンというかTIN TINなんだなぁと久々に思い出せて良かった。
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