Melko

トランサーズ/未来警察2300のMelkoのレビュー・感想・評価

3.0
「あんたの名前も知らねえのに」
「ジャック・デスだ」
「デス(死)に着いてけってのか?」

80分程度で見れる、お箸休め作品。
とはいえ、前後の説明なくいきなりドンパチやるため、呆気に取られる笑

どうやら気が狂って人を噛み殺しちゃうゾンビ的なのと戦うオジサン刑事(デカ)の話らしい。

それにしても、主人公なオジサンがめっちゃ歳行ってるせいか、話がノロノロ運転。
と思ったけど、主人公役の俳優は当時38歳なのか。そこまで歳行ってないじゃん、、やっぱり昔の人は老けてたんだなぁ(定期)
相手のヘレン・ハントは当時21-22歳、歳の差あり過ぎやな。笑 ピチピチのギャルって感じ。
未来の刑事が、1985年にいる他人の姿を借りてやってくる。それまで元の人が持ってた記憶なんかは引き継がれないので、それまで当人と会ってたヒロインは当然困惑。しかも一般人を撃っちゃう。
ヒロインパニックで嫌っちゃうかと思いきや、なかなか聞き分けのいい性格のようで、徐々に主人公のバディになっていく。

追いかけてくる奴が腹話術の人形(トイ・ストーリー4に出てくるアイツ)みたいで、血の気がなくて不気味。
未来の重要な人間の先祖を殺しちゃおうと企むそいつと、阻止する刑事の戦い。
途中で元の未来に戻ったりするので、スローテンポでダークで、盛り上がりに欠けるバックトゥ・ザ・フューチャー(もしくはターミネーター)みたい。

途中途中でのカーチェイスは、音楽も相まってちょこっと盛り上がりそうになるも、カメラの画角が致命的だしチェイスもノロノロ運転なので、疾走感が皆無。だめだこりゃ。

ラスト、未来に戻ることを諦めた主人公。
てことは、元の人間は…?!え!!?

微妙に不思議な雰囲気の作品でした。
Melko

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