714
考えるな、感じろ!
そんな映画だ。
終わりら辺がよく分からなかった。
若干、説明不足感が否めない。
感じようとしたのだが、駄目だ。
私の受信感度は今いちだったようである。
とある屋敷でメイドとして働く事になった主人公のアンナ。
アンナは非常に清楚で美しい、ナイスなビューティーだ。
序盤、そんな彼女がいきなり服を脱ぎ始めめるシーンがある。
私は思わず
「おおおお~!」
と身を乗り出したのだが、とんだ早とちりだった。
彼女は妊娠していたのだ。
それを見せるための演出だったようだ。
くっそ~、期待させやがって・・・
などと中2少年のような感想を抱かなかった事だけは信じていただきたい。
私は無実なのだ。
この屋敷は長年、孤児院を経営していたのたが、“怖い子たち“が夜な夜な現れる恐怖の館なのだ。
アンナはなぜか、異常なまでの執念で館の怪奇現象の謎を追い始める。
なぜ、そこまでのめり込むのか?
妊娠していた事が何かしら関係あるのか?
そもそも、妊娠していたという設定は必要だったのか?
未だに謎である。
思わせ振りで意味ありげなシーンが前半多々あるのだが、全く回収されないまま物語は進んでいく。
終わりら辺は更に凄い。
あの白い病院みたいな施設は何なのだ。
そして、あの物静かなキョンシーみたいな子どもたちは一体何なのだ?
戦争云々は言及されるが、よく分からない。
私の感じる能力不足を感じた作品なのであったのであった。
でも、面白かったよ。