T太郎

MOTHER マザーのT太郎のレビュー・感想・評価

MOTHER マザー(2004年製作の映画)
3.0
714
考えるな、感じろ!
そんな映画だ。

終わりら辺がよく分からなかった。
若干、説明不足感が否めない。
感じようとしたのだが、駄目だ。
私の受信感度は今いちだったようである。

とある屋敷でメイドとして働く事になった主人公のアンナ。
アンナは非常に清楚で美しい、ナイスなビューティーだ。

序盤、そんな彼女がいきなり服を脱ぎ始めめるシーンがある。
私は思わず
「おおおお~!」
と身を乗り出したのだが、とんだ早とちりだった。

彼女は妊娠していたのだ。
それを見せるための演出だったようだ。

くっそ~、期待させやがって・・・
などと中2少年のような感想を抱かなかった事だけは信じていただきたい。

私は無実なのだ。

この屋敷は長年、孤児院を経営していたのたが、“怖い子たち“が夜な夜な現れる恐怖の館なのだ。

アンナはなぜか、異常なまでの執念で館の怪奇現象の謎を追い始める。

なぜ、そこまでのめり込むのか?
妊娠していた事が何かしら関係あるのか?

そもそも、妊娠していたという設定は必要だったのか?

未だに謎である。

思わせ振りで意味ありげなシーンが前半多々あるのだが、全く回収されないまま物語は進んでいく。

終わりら辺は更に凄い。
あの白い病院みたいな施設は何なのだ。
そして、あの物静かなキョンシーみたいな子どもたちは一体何なのだ?

戦争云々は言及されるが、よく分からない。

私の感じる能力不足を感じた作品なのであったのであった。

でも、面白かったよ。
T太郎

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