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トゥー・ラバーズのtunicのレビュー・感想・評価

トゥー・ラバーズ(2008年製作の映画)
5.0
ブレッソンもいいけどジェームズ・グレイの白夜、ほんと素晴らしいな…すっかり打ちのめされてしまった。いい年して実家住まいのホアキンのいたたまれない様子がいちいち心に刺さる。調子にのってクラブで踊るシーンなんて危なっかしくて見ちゃいらんない。窓の外を見上げれば、地下鉄に飛び乗れば、すぐそこに光り輝くものがあるというのに、それは決して自分のものにはならない。途中からはもうとにかくホアキン死なないで~!と念じながらみた。情緒不安定過ぎる息子を案じる両親、とくにお母さん役のイザベラ・ロッセリーニがとてもよかった。
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