だいご

フレンチ・コネクションのだいごのレビュー・感想・評価

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)
3.6
生々しいリアルさはある。犯罪捜査と云うのは怪しい人間に目星をつけ、街角に立ち、探し、尾行して、逮捕に繋げる。実にタフな気の遠くなる忍耐仕事。ただそれを映画で見たいかというと、気分による。今日は特にのらなかった。
尾行のシーンはこの映画の肝だろうのに残念。だがモサドの英雄ウォルフガング・ロッツの『スパイのためのハンドブック』に書かれていたことを思い出した。それだけリアルということだろう。
そういう意味で言うと例の有名なカーチェイスシーンはやや現実味が薄いが、迫力ありバランス取ってる。それでもチェイス中に、他の車を避け損なって何度もぶつかるみたいなシーンを挟んでいるが。他の映画ではありそうであんまりない。イーサンハントみたいな運転は普通無理!
この世に悪は栄えないみたいな世迷言もないし、取締る方も綺麗事ではすまない。
作中のニューヨークも薄汚い場所ばっかり映ってる。それが現実。

この映画訳すの大変だろうな。

All right! You put a shiv in my partner. You know what that means? Goddammit! All winter long I got to listen to him gripe about his bowling scores. Now I’m gonna bust your ass for those three bags and I'm gonna nail you for picking your feet in Poughkeepsie.
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