ヘッドチーズ

フレンチ・コネクションのヘッドチーズのレビュー・感想・評価

フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)
5.0
基本手撮りカメラで撮影された臨場感あふれる刑事ドラマ。実話が元ということでとてもリアルな映画となっている。


ポパイという名前の刑事が相棒と共に麻薬取締を目的に売人や客から情報をききだすのだが凄く荒っぽい。仕事中に通りすがりの女子にナンパもする。
聞き分けのない奴には暴力で縛り上げる、そういったダーティな面ばかりを描いている。
それまで作られた刑事ドラマは正義感溢れる真面目なキャラが主人公というのが当たり前だったらしいが、あまり刑事ドラマは見ないほう(ダーティハリーだけ見た)なので凄く引き込まれた。

不協和音が強調されたジャズがBGMというのも素敵、後味の悪いラストではあるが個人的に何回見ても面白い映画。

ドキュメンタリーを撮りたい人にはオススメの教材になる映画だと思う。

※個人的にモノクロ画面に設定して見てると尚更良い。
ヘッドチーズ

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