むらまつ

ピーター・パンのむらまつのレビュー・感想・評価

ピーター・パン(1953年製作の映画)
4.0
大人になって改めてちゃんと観てみるシリーズ。ファンタジーを信じない大人をトコトンまで振りに使って、夢のシーンを煌びやかに演出する。音楽とやけにリアルな人物キャラの動き。影を使った暗喩や、薄気味悪さ、日々の中で感じたちょっとした怖さの表現。この時代のディズニー映画は中身のわかりやすさの裏に巧妙な表現技術が詰め込まれまくっている。昔のジブリに近い感じがするんだよなぁー。ピーターパンが完璧なヒーローじゃなくて、ちょっとロクでもない所がある感じも好き。オチも最高。あぁ、たまらん。(833)
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