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愛と殺意のchaooonのレビュー・感想・評価

愛と殺意(1950年製作の映画)
3.3
愛の不毛3部作で有名なミケランジェロ・アントニオーニの長編監督デビュー作✨

裕福な実業家とその妻、妻の元恋人を巻き込んだ愛憎の行方を描くフィルムノワール💔

デビュー作からして既に愛の不毛さをばっちり描いてる😇
3部作にしてるやつはよっぽど草一本生えないような殺伐さなのかな🤪?
『夜』だけは観たが👀

若い妻に疑惑を持ち探偵を雇う夫だったけど、その調査がきっかけになり妻が昔の恋人と再び会うようになるという皮肉な展開🫢

そして2人の再会と共に過去に起きた事件の罪悪感と新たな殺意が現れる🩸

妻役のルチア・ボゼーの魅力で何とか観れるが、夫の金は欲しいが愛してない、元恋人を愛してるけど金がないのは嫌、という超絶ワガママさには観ていてイライラする🤪

思ったほどは盛り上がらないけど、ラストカットの美しさには目を奪われるし、そのおかげか余韻だけはとても上質な感じがする😌✨

まぁただ踏み込んだ感想は特にありません😇
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