誰でも、情欲を抱いて女を見る者は、心の中ですでに姦淫をしたのである。
新約聖書『マタイによる福音書』5章28節のこの言葉は、様々な意味合いを持つものであり、信仰心を持つ者にとっては、あるいは大きな…
ルチアボゼーさんは、とりわけ横顔が美しい。「あーあ、二人の邪魔をするあいつ、いなくなっちゃえばいいな、いなくしちゃいたいな」の軽口が本当に起こって苦悩する話。ファムファタルものとは言い切れない半端な…
>>続きを読むひっくり返った。
【超雑あらすじ】
実業家に嫁いだ美女。彼女の若い頃の写真に嫉妬した実業家が、彼女の過去を調べるように探偵に依頼。すれ違う情報が男女の仲を縦横無尽に泳ぎ、やがてサスペンスたっぷりの…
イタリアの巨匠、ミケランジェロ・アントニオーニの長編デビュー作。
ミケランジェロ・アントニオーニと言えば、愛の不毛三部作が有名ですが、主人公のパオラ(ルチア・ボゼー)には愛の不毛感が漂っていました…
ぶり返す熱。理想・現実、過去・現在の摩擦。波止場・路上を歩くショットでの数秒の沈黙の余韻や、マセラティ試乗の速度感、エレベーターや環境音の不穏さにそこはかとなく現れるペーソス。「最悪な瞬間が訪れた。…
>>続きを読むルチア・ボゼーの美貌とスタイルの良さをゴージャスな装飾品で飾り立て、上流階級のイヤミな成金趣味を存分に発揮させる。ほぼクロに近いグレイゾーン、偶然にも実行されない殺意の犯罪性を問うアントニオーニ監督…
>>続きを読む意識を保つのが困難でした。
つまり凄ーく眠かったです。( ꒪⌓꒪ )
この監督の映画はこれで7本目です。これまでは超つまんなくても寝なかったんですが、今回は脳波がθ波になってしまいました。
なん…