FREDDY

レイプ・コレクターのFREDDYのネタバレレビュー・内容・結末

レイプ・コレクター(2010年製作の映画)
1.6

このレビューはネタバレを含みます

キム・ベース監督が実際に起きた事件をもとにヴィヴィカ・A・フォックス、ガラドリエル・スティンマンの共演で制作したサスペンスである本作は、テネシー州ウィリアムソン群を舞台に、ハロウィーンの夜にパーティー会場へ向かう途中ガス欠で立ち往生しロードサービスに出動依頼するも、ロードサービスを装い接触してきた猟奇的な殺人鬼・ジェイドに拉致され鉄板に囲まれた地下室に監禁されてしまったオードラが、食事として"人肉"を与えられ連日のように繰り返される性的暴行に耐え忍ぶ日々を過ごしていた中で出会った、自分と同様にジェイドの策略にはまり地下室に監禁されてしまった連続失踪事件を追うFBI捜査官のデサレージとともに地下室からの脱出に奔走していく様が描かれた作品となっているのだが、本作は実際に起きた事件から着想を得たものとなっているのでどこまでが脚色なのかは定かではないが、このような事件が発生している点に置いては考えさせられるものがありましたし、人肉を食していた猟奇殺人犯の人物像も決して悪くはないとは思いました。ただ、『レイプ・コレクター』という邦題から連想される"強姦"や"収集"というイメージよりも"食人"の方が印象的で、強姦シーンもあるにはあるが控えめなものとなっているので焦点を当ててタイトルに入れるまでもない。収集に関しても拉致した女性を地下室に監禁することが収集にあたるのだろうが、やはり邦題と内容の食い違いが際立っているのでただただ違和感でしかない。そして描かれているものもこれといって目に残るものはなく内容も薄っぺらで面白みに欠けますし盛り上がりもない。途中で何度も飽きてしまいましたね。観る価値はないに等しいのでは。
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