ベトナム戦争時代にCIAの特殊部隊"ブラックタイガー"に所属していたブッカー(チャック・ノリス)は上院議員モーガン(ジェームズ・フランシスカス)の裏切りにあい、"ブラックタイガー"は壊滅的な被害を受ける。辛くも生還するが、その5年後、ミッションに参加した仲間が次々と殺される事件が発生。ジャーナリストのマーガレット(アン・アーチャー)と共に事件を追う。


政府の陰謀絡みで地味な印象。チャック・ノリス得意の空手アクションも少ない。それでも車のフロントガラスを突き破る跳び蹴りはすごかった。

• #2023観賞ワン
• #VHS観賞

チャック・ノリスの代名詞でもある、
対向車への飛び蹴り！！

フロントガラスをブチ割り、一撃で
相手を絶命させる、まさに超必殺技だ。

本作のジャケも、それを強調したものになっている。
劇中の'70年代式トヨタセリカで
それが可能なのかはさておき。

この技は最近、ロシア特殊部隊の映像でも
“Chuck Norris kick” と題されて話題を呼んだ。

そして何よりも、その第一号の犠牲者となるのが…
―――俺達の、スンテクだという事だ！！


チャック・ノリス vs スーン=テック・オー！！

『地獄のヒーロー2』(1985)、そして
『地獄のヒーロー ザ・プレジデント・マン』(2000)へと続く、
両雄の永きに渡る宿命対決トロリジー。
本作は、その壮大なる幕開けを飾る一本となる。

絶対に、観逃す事など許されない。
そう！断じてあってはならないのだ…！！


共に、政治陰謀へと巻き込まれた戦友のはず。
…一体なぜ？なぜなんだスンテク…！？

しかし、もはや問答無用。
宿命の流れが渦を巻き、炎が燃え盛る。
しょせん彼等は、闘う事でしか解り合えないのだ…！☆


行け！スンテク！！
ここが、後のトロリジーにおける勝敗の流れを決める
重要な局面だ。
死力を尽くし、勝利の女神を呼び寄せろ！

―――サイレンサー・リボルバー！！
―――ストック・スピア！！
―――ボディ・シュート！！
―――セリカ・アタック！！

行け！闘え！負けるな！
俺達の、スーン=テック・オー！！☆

• #俺達のスンテク

20211009鑑賞
安定のチャックアクション。楽しめた。
ベトナム戦争末期の特殊任務にあたった部隊の生還メンバーが次々と殺されて行き、その謎を追ってチャックが暴れ回る話。珍しく銃でのドンパチよりも、空手アクションが多めなのが嬉しい。回し蹴りとかキレキレだし。展開もテンポが良いし、サクッと楽しめる。それにしても共演者に比べると、チャックはそんなに背が高くないのね。当時は小柄な空手マンが無双するのが受けてたのかな。