2024-77
史上最低のゾンビ映画として一部では有名な作品。どんな駄作なのか、ある意味期待していたが全然見るに耐えうる…いや面白いとさえ思える出来だった。
正規か無断かは知らないけどゴブリンの楽曲が使われており、全体的な雰囲気は明らかに某ゾンビ映画。見たことあるような構図も多く、その時点でニヤニヤが止まらない。
さらに弱点と知りつつ無意味に頭を狙わない登場人物、空気を読んでまったく襲ってこないゾンビ、よくわからない動物シーンといったツッコミどころが満載な点もポイントが高い。
ゴア表現は普通に良くできていて、特に後半にかけては中々見応えのあるシーンもある。某作品の模倣なのか、オマージュなのかホラーなのかコメディなのか意見が分かれるとは思うが、このクセの強さは個人的にはかなり気に入った。ゾンビファンには是非見て欲しい一品。