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フレッシュ・デリののんchanのレビュー・感想・評価

フレッシュ・デリ(2003年製作の映画)
3.9
この愛らしい?マッツのジャケが以前から気になっていて...
ジャンルはホラーとなっていますが、ブラックユーモアたっぷりのある意味ヒューマンドラマかも🤔

デンマークの田舎町で肉屋を開店したスヴェン(マッツ・ミケルセン)と相棒のビャン(ニコライ・リー・コス)は2人共にコミュニケーション障害っぽく、それぞれ闇を抱えて生きています。

準備万端なオープン当日、客が誰一人現れず、冷凍庫で作業していた電気屋さんがそのまま凍死してしまう事から事件が始まります。

良い事が起きないスヴェンが、たまたま電気屋さんの片脚をミートミンサーに入れてしまい?ついついマリネにしてしまう😲しか〜し、そのマリネが大ヒットしだして...「これを大衆は求めているのか!」と勘違い甚だしくなって行き、結局、店の周辺で行方不明者が増えることになったりするんです...

グロテスクな描写は殆ど無く、演出が嫌悪感を与えない最小限に抑えられているので、サイコパスなんだけど、観ている方もつい『なんの問題もないかもね?』な〜んて気になってしまうのが不思議🤭

アナス・トマス・イェンセン監督は人間のコンプレックスを強調して描くことで、人間のトラウマをあぶり出すのが上手いんですね。
多くの脚本も書いていますが、結構と好きな作品が多いです。

そしてマッツですよ🌟
髪型が異様というか、額が頭のてっぺんまで禿げ上がっている🦲スタイリング😂かなり神経質で奥さんだけには厳しく威張り散らすけど、開店日に愛想を尽かされ出て行かれ😣
マジな顔して黙々と、そして堂々と大胆な行動を取っていくのに笑うしかないんです🤣💦
可笑しな所を取り上げればキリがないほどにツッコミ倒せるお話なんです。

ラストは誰にも愛されなかったスヴェンがビャンに「君のマリネ液が美味しいんだよ」と言われた暁には涙目になる。愛されキャラになってるじゃないですか❓

こんなホラーならいつでも観たいわ😁



※1/21〜の『ライダーズ・オブ・ジャスティス』はアナス・トマス・イェンセン脚本・監督、マッツ主演🌟楽しみ〜😆
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