かがみまち

フットルース 夢に向かってのかがみまちのレビュー・感想・評価

4.0
前作は知らずに視聴。
とある田舎町の牧師の息子を含めた何人かが、事故を起こして死んでしまうところから話が始まる。ここで、未成年者や子供たちを守るためと言って、見当違いな方向での条例が可決され、それから3年後、主人公のレンがボストンからやって来る。
一般的な都会っ子が田舎をバカにしている描写もありながら、すぐに友人たちに囲まれて友情を育んでいく一方、彼も苦労して歩んで来た道があることが徐々に描かれていき、叔父に見守られ庇われて育っていく様子がすごく健全で温かい。
また、ヒロインが牧師の父と壮絶な喧嘩をするシーンや、感情的に気持ちを発するシーンなど、感情描写が非常に丁寧で胸に来る。
個人的に、レンの叔父と、ヒロインの母親が最高な「いて欲しい大人像」で、とても素敵なのでぜひ注目してほしい。