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借りぐらしのアリエッティのぐりのレビュー・感想・評価

借りぐらしのアリエッティ(2010年製作の映画)
3.8
世界観が大好き!小人にとって広すぎる外の世界はもちろん、アリエッティたちの住むお家やドールハウスのデザインは一時停止してじっくり眺めたくなるほど魅力的。色彩豊かなインテリアの数々にうっとりしてしまいました😻

ですが…翔の情緒不安定さが不気味であまりハマれませんでした(笑)病気で悲観的になっていたんだろうけど、「君たちは滅びゆく種族なんだよ」からの「アリエッティ、君は僕の心臓の一部だ」発言は流石に二重人格もしくはサイコパスのソレで怖かったです(笑)

アリエッティも翔も、悪い意味で世間知らずなところがあって、そんな2人だからこそ通じ合えるものがあったんだろうな…なんて思う(知らんけど)

ハルさんの小人に対する執着も恐ろしくビクビクしながら観てました(笑)声優を務めた樹木希林、良い意味で声優っぽくなく、特に息遣いがリアルで良かったです◎

私たちにとって小人はワクワクする存在だけど、決して交わってはいけないんだなと感じました😌もしお家の角砂糖が減っていても、みんな気づかないフリしようね。

登場人物の中ではアリエッティのお父さん(ポット)が特に好きでした!寡黙だけど背中で語るスタイルがカッコよかったです🫶🏻最後にスピラー、ラズベリーの渡し方カンタタイプで草。

️📝子供の頃に観た映画
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