ジブリの全盛期はすでに過ぎ去ってしまったように感じるのは残念だけれど、ジブリ作品は昔も今も単純に楽しいか、つまらないかの二択で選ぶものでもない。
僕のように物心ついた頃から、ジブリを観ながら育った人たちみんなに当てはまるのではないかな。
ちょうど僕が社会人になった年に公開された本作。
娯楽としては物足りないかも知らないけれど、その作品からは懐かしいワクワクをもらえる。
多くのことをこれから発見することになる子どもたちの想像力からすれば、小人の存在を思い浮かべるのは難くない。
その「もし」を想像するのが、とても愉しくて。
現実問題、家で出くわすのはアリエッテイでなく、ゴキだけど😱
それに全てが遥か巨大な世界観も想像するだけで、いつもと変わらぬ日常に新たな気づきも与えてくれる。
いつまでも変わることのない、ジブリの安心感に落ち着く。
本作は終わり方にもこだわりを感じる。