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天才マックスの世界のcharoのレビュー・感想・評価

天才マックスの世界(1998年製作の映画)
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初恋が思わぬ事態に…
蜂蜜クラブのくだり最高だったなぁ


人やキャラクターが自分中心な感じして、
周りを巻き込んで、それでも楽しく生きてて
人間らしさが可愛くてとても好き。


いろんなクラブに熱中して、ダメだった時
マックスが思わず泣いてしまうの可愛い。


やっぱり好きなことに狂うほど熱中して
全力で楽しむ生き方って最高だなあ!


それなりの苦労と人と違った苦しさはあるけれど
そういう楽しさをウェスアンダーソンは
毎回伝えてくれている気がする。


ラスト結ばれないけど、あの経験を活かして、
新しい恋を見つけるのが最高だ。


ベトナム戦争の劇で
“けが人はでなかった。あなたを除いてね。
平気さ、かすり傷さ。“
このセリフでマックスの恋を通して、
一気に成長した感じがする。


展開やテンポの面白さはこの時から変わらず、
いい世界観だった。スーツ、ベレー帽可愛すぎ。


大人がいつまでも子供っぽいのも良くて、
子供視点で進むのもウェス作品楽しみ方の一つ。


再鑑賞(9/4)
やっぱりマックスとハーモン好きだ。
大人になりたい子供と、子供っぽい大人。
2人ともそれなりの抵抗をしていくけど、
ラストはやっぱり素直に謝っちゃうんだよね。
そこが可愛くて2人を嫌いになれない。


誰にだって失敗はある。
でもその失敗をいかして、次へ進んでいける、
そんな生き方がいいなぁ。


何度見ても養蜂クラブのくだりが好き。
やりきった感あるマックスの顔と、
無駄にかっこよく見える音楽とスロー再生。


ベトナム戦争の劇シーンは、地獄の黙示録か。
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