みーのカー

天才マックスの世界のみーのカーのレビュー・感想・評価

天才マックスの世界(1998年製作の映画)
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かなり好き。
小さく笑えるヒューマンドラマ大好き
繊細なユーモア

テキパキとしたカット。
課外活動の紹介シーンとか愉快

3人の1番柔らかいところにはあまり触れないのが品があると思った。母や夫との死別、ベトナム戦争の過去など、いくらでもエモーショナルに持っていける題材だけど、そうじゃなくて、悲しみを抱えた人の笑っている時間に途方もない悲しさが出る

近年のウェス作品に特徴的なファンタジックでユニークな美術より、今回の、シンプルだけど彼の抜かりなさ、丁寧さがよくわかる作品の方が好きかもしれない

ウェスアンダーソンとオーウェンウィルソンの分身だというのを見たけど、今までにない天才像で楽しめた。
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