もりちゃん

キット・キトリッジ アメリカン・ガール・ミステリーのもりちゃんのレビュー・感想・評価

4.5
1934年大恐慌だった時代のアメリカ。
ご婦人は、アフタヌーンティーを楽しんでいるような家庭でも失業してしまうような時代。
自分に余裕がないと、ついつい強い口調になったり無理なことを言ってしまうけど、父に心配をかけない手紙を書き直すキットが印象的だった。

アメリカの生活は辛いけど、手を取り合い頑張っていた時代のことがよくわかる作品。

キットの隠れ家のようなツリーハウスがステンドグラスの窓まで付いていて、めっちゃかわいい。大人が入らないようにしていることも、きちんと子供を信頼していて素晴らしいと思う。
子供なら親の目から離れる場所が欲しいだろう。
羨ましい。(笑)
もりちゃん

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