ゴン吉

君のいた永遠(とき)のゴン吉のレビュー・感想・評価

君のいた永遠(とき)(1999年製作の映画)
3.9
3人の男女の20年間の恋愛を綴ったラブ・ロマンス作品。 
シルビア・チャンが監督・脚本・共演を務める。
ジジ・リョンが主演、金城武やカレン・モクらが共演。 

香港の女子高生のシューヤウ(ジジ・リョン)は親友チャンリー(カレン・モク)と一緒に出かけたコンサートで、ミュージシャン志望のギター青年ホークァン(金城武)と出会う。
シューヤウは浪人生のホークァンと恋に落ち、クリスマスを一緒に過ごすが、母親に外泊したことを責められて交際を反対され、やがて破局する。
そんな折、シューヤウは親友のチャンリーから同性愛を告白される。
一方、受験に失敗したホークァンは日本へ旅立ってしまう。
5年の歳月が流れ、アパレル会社に務めるシューヤウはツアーガイドをしていたホークァンと東京のホテルで偶然再会し、ふたりは結ばれるが、.彼はすでに結婚していた。
果たして二人の恋の行方は....  

シルビア・チャンが監督を務め、彼女は作品中で監督役を演じ、作品について間接的に解説(?)する構成がユニークです。
”恋愛のきっかけはシンプル”ですが、その後の恋の進退は複雑です。
香港と東京を舞台に、20年の時空を超えて三人の愛が複雑に交差します。
果たして恋の結末は....
”君が恋しくなった時 撮った写真を永遠に”  

2022.8 BSテレ東で鑑賞{シネマスペシャル・吹替:武満眞樹 訳)
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