モルダー

クライシス・オブ・アメリカのモルダーのネタバレレビュー・内容・結末

3.3

このレビューはネタバレを含みます

超巨大複合企業が湾岸戦争の兵士に虚構の記憶チップを埋め込み、
帰還後に偽の英雄として名誉勲章を授与させ、意のままに洗脳し、副大統領の候補者に仕立て上げ、世界を支配しようとする話。

手が込んでいる割に、ラストはバカこいてやんのw
わざわざ着任早々の副大統領を狙わせる作戦自体がリスクな上に、
結局洗脳が解けて、副大統領自ら狙撃されにいくという始末。
そもそも、洗脳が解けたら、前の記憶が無くなり(殺人も覚えていなかった)、デンゼルが狙っていることは覚えてない筈ですけどね。

羊たちの沈黙の監督ですが、これは失敗作に近い気がします。
政治的陰謀モノで面白いけど、キャスティングがイマイチで、演出が間延びしている印象でしたね。
やっぱり人を100%操る事はできないんですね~
不気味なスケッチとか怖いですけど、全体的に緊迫感に欠けます。
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