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東京の孤独のこのネタバレレビュー・内容・結末

東京の孤独(1959年製作の映画)
3.9

このレビューはネタバレを含みます

ラピュタ阿佐ヶ谷にて『盗まれた欲情 』から三本観たなかではいちばん好きかな!

芦川いづみと小林旭の二人のシーンが圧倒的に良い、ホテルのロビーから出て、あるいはバーから出て、街のネオン、看板に照らされているふたり、、どこか外の世界とは区切られているような空間があった
小林旭のとぼけたような顔が映るたびに観客たちも和む感じがあり、たまらなかったな

画面の中で暴れているのを見るのが楽しい宍戸錠
清水まゆみのかわいい奔放さ
「菊の花が咲くとシーズンが終わる」
「男の人って仕事に打ち込めるんですもの」
と言う月丘夢路から放たれる切なさにさらに引き込まれ

私もあんな良い乾杯、したいな

これを 東京の孤独 というタイトルにしたのちょっと痺れちゃう
一応ヌキ監督から「孤独だよ」ということばはあったものの、そこだけではない気がするするね
こ