ヤスマサ

デッド・カーム/戦慄の航海のヤスマサのレビュー・感想・評価

2.7
子供を亡くした傷を癒すヨットの旅に出ていたジョン(サム・ニール)とレイ(ニコール・キッドマン)のイングラム夫妻が、洋上で漂流するヒューイ・ワーリナー(ビリー・ゼイン)を助けたことで招く更なる悲劇を描いたサスペンス。

3週間も他の船に会うことが無いくらいの洋上という、他に助けを求められない、若しくは求めても直ぐには来てもらえないというシチュエーション。
ジョンが海軍将校だとはいえ、ヒューイを保護したのは少々軽率な行動に思えるが、だからこその展開だ。
泣きっ面に蜂的な悲劇が重なるというストーリーだが、最初の悲劇である子供を亡くすくだりが、その後の展開へ絡むこともなく、必要性があまり感じられない。
若かりしニコール・キッドマンが、カラダを張った演技を見せるものの、個人的にはあまり好きになれない作品。
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