ウィル・フェレルを中心に、ポール・ラッド、デビッド・ケックナー、スティーブ・カレルの4人組がTV局のニュースキャスターやレポーターとして奮闘するおバカ・コメディ。アンカーマンを目指す主人公ロンは女性蔑視が甚だしく今だとギャグとはいえ多分NGな台詞多々。突如現れた女性ニュースキャスターのベロニカと強敵ライバル関係になるが、同時に恋仲にもなるという如何にも有りがちな設定ながら物語は安定した面白さ。
W.フェレルで一番笑ったネタは、ジャズ・フルート演奏の場面。続くベッド・シーンのメタファーとしてアニメを使った映像表現“プレジャー・タウン”も可笑しかった。ビル・ダノフの“Afternoon Delight“(昼下がりのお楽しみ) を4人コーラスで披露する場面も愉快。P.ラッドの「セックス・パンサー」コロンにも爆笑した。
でも何と言っても他の3人とはズレた方向の笑いを撒くS.カレルの演技が目を引く。
ルーク・ウィルソン、ジャック・ブラック、ベン・スティラー、ティム・ロビンス、ダニー・トレホ、セス・ローゲン等々の豪華なカメオ出演も楽しい。
