いち麦

湖のほとりでのいち麦のレビュー・感想・評価

湖のほとりで(2007年製作の映画)
3.0
原作はフーダニット・ミステリーだからか、それっぽく次から次へと怪しい人物たちが登場し、刑事のトニ・セルヴィッロが一人また一人と追及していく。なのに拍子抜けするほど解決の件りが呆気ない。事件の取り調べと並走して刑事の家族が描かれるのが鍵になっているが、ミステリーとしては物足りなく寧ろ人間ドラマの味わいの方が濃い。ヴァレリア・ゴリノの出演も作品に色を添えていた。
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