SFホラー
監督：ヴァディム・ジーン
超能力者による連続殺人事件の恐怖を描いたSFサイキック・ホラー。

ロンドンの高層アパートで起きた人体自然発火現象を思わせる焼死事件が発生。次々と奇怪な変死体が。ハミルトン刑事は女医の博士の協力を得て調査するが、7年前ロンドンを恐怖のどん底に突き落とした“ボーンマン”と呼ばれる猟奇殺人鬼ギルモアの姿があった。

舞台はロンドン。
主人公は、連続猟奇殺人鬼の犯人の狂気の男。
精神鑑定の結果、病院の独房で刑に服していたのだが…。
なんと、その男は独房の中にいながら他人の思考を自由自在に操る恐ろしい超能力を手にしてしまった。
そして、シリアルキラーの脳を支配された人間たち。
その人間たちが彼の代わりに残忍な事件を起こしていく。

アメリカのベストセラーの映画化。
幻想的な雰囲気。人の思考を操るという設定が斬新。
かつて最愛の妻を殺された刑事の執念が熱い。
一連の事件が同じ手口による犯行ということから、服役中の殺人犯が関わっていると直感したハミルトン刑事。
調べていくうちに、精神治療用に開発された性格変更薬が引き起こしたことが原因だということがわかっていく。
夢と現実が交差する展開は「エルム街の悪夢」のよう。
クライマックスの死闘が見所。複雑な所もあって難しかった。

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