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ベルリン陥落 1945のpicoのレビュー・感想・評価

ベルリン陥落 1945(2008年製作の映画)
3.2
ソ連が侵攻してきてから敗戦までのベルリン。

戦っているのは、前線にいる人々だけではない。日々どうやって生き延びるか、生き抜いた女性たちの史実。

印象的だったのは、敗戦が確定的になるまで、ドイツの人は自国が負けるなんて思ってなかったってこと。敗戦間際の日本に近いものを感じた。

戦争は人を変える。
あんなに帰りを待ち望んでいた夫が、見違える様子で帰ってきた時、受け入れられない妻の様子がなんとも悲しかった。

敗戦前後のベルリンの史実を知る上で、ドキュメンタリーのように興味深く観れた。
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