ベルリン陥落 1945の作品情報・感想・評価

「ベルリン陥落 1945」に投稿された感想・評価

これはあまりにも酷いパッケージだな。良作なのに鑑賞機会を奪ってしまってるとしか思えない。こんなシーンも無いし戦争アクション映画ではない。

ニーナ・ホス主演、アウグスト・ディール共演。
一人の女性視線で描く敗戦国ドイツベルリン市街地の惨状。
ベルリン陥落後、街にのさばるソ連兵の蛮行から身を護るため交渉役愛人役を買って出た女性の物語。
匿名の手記が元にした話。(Anonyma – Eine Frau in Berlin「ベルリン終戦日記―ある女性の記録」で邦訳版も出ている)
手記公表時に「ドイツの恥」と非難されたためその後もずっと匿名のままだったらしい。

ドイツ兵の夫を送り出したジャーナリストの主人公、ロシア語を話すことができたため、街を制圧して蛮行を働くソ連兵たちを止めようと交渉に行くが暴行されてしまう。

第二次大戦ドイツを描く話は圧倒的にナチスの話が多いが、これはそんなドイツの戦争余波で市民(とくに女性)が理不尽な蛮行にあう話。
敗戦して戻ってきたドイツ兵たちの姿も痛々しい。せっかく再会できるというのにこの双方の状況……

やはり戦争は勝ち負けだけではなく、多大な傷跡を残すと改めて思わされる作品。

主演のニーナ・ホスがすばらしい。そして放心状態のドイツ兵の夫を演じたアウグスト・ディールがまた上手すぎる…。
s

sの感想・評価

-

このレビューはネタバレを含みます

1945年の陥落前後、ある女性ジャーナリストが、窮乏生活や市街の惨状、ソ連軍の蛮行を日記に綴っていた。ある日、避難していたアパートの地下室に赤軍が侵入してくる。ロシア語が多少できたため、兵士との交渉を買って出るが、レイプされてしまう。それに懲り、以後は赤軍少佐の愛人となることで、身を護ってゆく。

【MEMO】
最後少佐が死んだ後チャリ乗り回してたの何で?
おぐり

おぐりの感想・評価

4.6
2020-09-14 ぽすれん
ベルリン市街戦 ソ連兵と街に残った女、子ども、年寄
非常にみごたえのある映画だった
デビュー作から12年後、ニーナ・ホス 素晴らしい
サニー

サニーの感想・評価

3.6
派手な戦争映画では無いが、敗戦国はあのような事になるのもまた戦争なのだと思い胸が苦しくなる。

音楽も良かったです。

パッケージと本編では、全くイメージが異なる作品なので借りる際はお気を付け下さい。
s

sの感想・評価

3.0
動画【字幕】
・この日記ドイツ人女性の恥だと批判されてたのか。主人公かっこよかったけどなあ…
・シベリアへ行くと言ってた男が死んだ後に主人公がチャリ乗り回してたのは謎。少佐は家にいたのに。気晴らし?
NM

NMの感想・評価

3.4
どうしてこんなジャケットになったのか、これで機会ロスが起こっているならあまりにもったいない作品。これではバトルアクションと思われても仕方ない。

良い作品だった記憶があったので、今回で二度目の鑑賞。
ある匿名の女性の手記がもととなった作品。
実際は、戦争がほぼ終わったところからスタートするので、銃や大砲などを使う戦闘シーンはない。

描かれるのは、敗戦国ドイツの女性たちが、町にのさばる戦勝国ソ連の軍隊たちにいいようにされ、愚弄し乱暴を働く敵軍たちのはびこる町で、女一人どうやって生き抜くか、だ。

敵軍のみならず仲間うちでの裏切りや抜け駆けもあり、残念ながら美しい助け合いの様子などはあまり出てこない。また、パートナーだった男たちは敗戦後あまり頼りにならなかった様子で、帰国しなかった者はもちろん、帰ってきても暴行された妻をさらに罵倒する男、絶望し心ここにあらずの男、等々。

そんな状況を生き抜くため、敵軍で最も位の高そうな男に目をつけ、その愛人になる決断をし、自分と仲間を守ろうとした、強いヒロイン。
しかしそのパトロンとなった敵軍将校とて、いつまでも頼りにできるわけではない。

周りが敵だらけのなか逞しく生き、詳細な手記を残し、それがこの映画となった。
ドイツ人のなかには彼女の選択を良く思わない人もいたらしい。
彼女のその後の人生が、少しでも明るいものだったことを祈るばかり。
戦争の残酷さ。負けたら惨めだなと思った。まさに勝てば官軍。食べ物もなく周りは敵だらけの絶望的な状況の中で生きようとする人々に胸を打たれた。
このパッケージは詐欺にも程がありますね。戦闘シーンは少ないです。むしろ女性の目線からベルリン陥落時の状況を描いています。この映画の英題はA Woman in Berlinです。参考までに。
pico

picoの感想・評価

3.2
ソ連が侵攻してきてから敗戦までのベルリン。

戦っているのは、前線にいる人々だけではない。日々どうやって生き延びるか、生き抜いた女性たちの史実。

印象的だったのは、敗戦が確定的になるまで、ドイツの人は自国が負けるなんて思ってなかったってこと。敗戦間際の日本に近いものを感じた。

戦争は人を変える。
あんなに帰りを待ち望んでいた夫が、見違える様子で帰ってきた時、受け入れられない妻の様子がなんとも悲しかった。

敗戦前後のベルリンの史実を知る上で、ドキュメンタリーのように興味深く観れた。
た

たの感想・評価

2.9
戦争アクションかと思って観たら、敗戦直後のベルリン市民がソ連兵の性的暴行に晒されながらもどう生き延びたかが話の内容の大筋で、アクションを期待してたから、あれ??と思ったけど、これはこれで面白かった。

ヒトラー最期の12日間に出てた女優さんが同じような服装や話し方で出ていて、一瞬同じ監督の作品だっけ???って思ってしまった笑
ベルリンで男家族を待つ老人女子供たち。
祖国が正しいと信じていたのに、赤軍兵士たちが押し寄せてきて好き放題。
次々と強姦される現状をそれ以上荒らされないため、高階級のパトロンになることを選ぶ。

史実かどうかは置いといて、戦争の酷さは銃や爆弾で人を殺すことだけじゃないよねっていうお話。戦後処理として臨場感は相応にあると思います。

しかしまぁ、前線隊の衛生兵に若い女性がいたとするならばそれは大変だろうと思うのだが。
>|

あなたにおすすめの記事