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ヒッチコックのゆすりのLeMasTのレビュー・感想・評価

ヒッチコックのゆすり(1929年製作の映画)
3.5
アルフレッド・ヒッチコック監督作品。正当防衛によりある男を殺害してしまったことを理由に恐喝を受ける女性の姿を描いたサスペンススリラー映画。

ヒッチコック初の、そしてイギリス初のトーキー作品。元々の構想はサイレント映画だったらしく、作品の作りも冒頭はそのようになっています。冒頭はサイレントなんですが、急に音声有りのストーリーが始まるんですよね。

歴史的にも価値のある作品で、10年ほど後に誰もが知る有名監督になったヒッチコックの第一の出世作のようにも思えます(実際のところは分かりませんが)。

物語自体の面白さは彼の作品にしては至って平凡。

ヒッチコックが子どもに悪戯されて怒っているシーンがクスッと笑えました。本作は分かりやすい。

1作品でサイレントとトーキー両方楽しめるのはかなりレアな作品だと思います。
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