最近は物騒で恐ろしいニュースが連日報道されていて何だか地に足がつかない心地…。
21世紀にもなってこんなことが起こるのか…とは個人的には流石に思いません。人間の本質はそんじょそこらの事で変わったりはしない。過去の歴史は未来の予言書です。
ただ、先の大戦と比べて情報が流布するスピードが圧倒的に速い現代においては、遠くの地の危機がここまで肌身で感じられるものなのかという驚きと、それが故の遣る瀬の無い悲しみが込み上げてきます。
夏からモスクワに留学している友達からは、デモとサイレンの音で目が覚める日々が続いていると連絡が来ました。僕にはただただ無事を祈るほか何もありません…
マルコムXは言いました。
"自由のために死ぬ覚悟がないのなら、「自由」という文字をお前の辞書から消すがいい。"
今僕たち市民に出来る最良のことは、自由と尊厳についての再考と、覚悟だけなのかもしれません…。