マルコムXの伝記映画。
デンゼル・ワシントン、役に当てはまりすぎてる。
アメリカ社会における不平等・不公正がいかに世代間連鎖するか、いかに奴隷制廃止後も制度的差別は水面化で潜み続けてきたか、よく分かる。
マルコムX、エンディングまで見て好きだと思えたけど、
当初の彼の女性への眼差しと暴力煽動には賛成できないな。
イライジャとかいうくそ変態じじいも最初から気に食わなかったわ...
そして結局彼は内側から殺されたとのことだけど、「人種の垣根を越えよう」って訴えるようになってから脅迫を受けるようになったのはやはり人種分離を訴えていた方が白人にも都合が良かったから？
中東で2回目の目醒めを経た彼が分割統治の脅威だったから？
分かんないけどさ。不条理だよね、いずれにしても。アメリカを救えたかもしれないのに。
