花とみつばち

最後の標的の花とみつばちのレビュー・感想・評価

最後の標的(1982年製作の映画)
4.0
80 年代になると、60 年や70 年作品とは随分と作風が違ってくるフランス映画。
この作品も 82 年製作なので、音楽があのフィリップ・サルドが担当しているが、哀愁ある曲調とは違い少し明るくビートが効いている。これが特に 80 年代フランス映画の特徴。

ある殺し屋組織から抜け出したいが問題がいっぱいある。その主演がアラン・ドロン。円熟味が出ているアラン・ドロンの相手役は、カトリーヌ・ドヌーヴ。
相手役がドヌーヴだけに、間違い無く2人は恋仲になるしハッピーエンドの予想がすぐについてしまった。
「 好きか 」「 好きよ 」とお互い言い合う( 何かそんな風な… )2人のビンタが良かった。
ちょっと都合良すぎる展開だけれど、美しい2人の共演や作品のムード、ラストの良さで許せちゃう。
ステファーヌ・オードランがちょっとだけの出演が残念かな…
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